自分自身が楽しむ | 札本 咲子

話を戻して…そういう風に、やっている人の顔が見えるようになったのは、すごく大きいなーと。読者としては、信頼感とか親近感に繋がるから。

やっぱりネットですからね。誰がしているんだろう?と会社名を見ても、よく分からないということもきっとあるんじゃなかとは思います。

しかも、タレントさんのように個人を売り出すわけでもなく、すごくバランスよくやっていらっしゃるな、という印象を受けました。あと、もうひとつすごく印象的だったのが…何度か札本さんが取材に来られている場所に、偶然立ち会っているんですけど…すごく、ふわっと入って来られますよね。なんかこう、いわゆる記者の方とは違って、現場にすっと入り込んで、打ち解けて、さっと帰って行かれる印象があるんですよね。

本当ですか?嬉しいです(笑)

その「ふわっと感」がすごいなあ…と思って見てました。

それはまったく自覚症状ゼロですね(笑)

本当ですか?そうか、まあそうでしょうね。仕事を始めて二日目から、ほぼ一人で行動されているから、誰かから学んだ…みたいなことではないんでしょうね。

うふふ…「習うより慣れろ」でやってきましたね(笑) アドバイスは、社長からたくさん頂いてきましたし、今もいただいています。最初は社長の取材している姿を見て、慣れて、一人で取材に行かされるのかな?って思っていたんですよ。…けれど(先に書いたような)こんな話じゃないですか(笑)

今現在のご自分の仕事を見つめてみて、これから「もっとこうして行こう」とか「これにチャレンジしたい」というイメージはありますか?

そうですね…新しいことで言うと、これは本当に業務内容になってくるんですけど…「バレンタイン特集」って見られました?あれを今年から始めてですね、宇部経の新しいチャレンジとして月一ぐらいでやっていこうということで、それはもう「やってみよう」ではなくて「やり始めた」ことですね。ひとまず今は、それを毎月テーマを変えて、ちゃんと回るようにしていこうと。

うんうん、今の話にはキレがありましたね。

ははは(笑) 本当ですか?

うん、すっと仕事モードに入りますね。

自覚なかったですけどね(笑)

じゃあたとえば、もうちょっと長いスパンで考えて…5年後を想像してみて「こうなっていたらいいな」というイメージはありますか?

取材に行って「宇部経です。」と行った瞬間に「ああ、田辺さんとこの!」「札本さんとこの!」と、高確率で言われる状況を作りたいですね。今はまだ「何それ?」と言われることも、無きにしも非ず。なので、もっと知って欲しいですね。

今はFacebookを結構活用しているんですけど、宇部経のページをたまたま見たときに、「これ面白いな」と思ったら「いいね!」ボタンを押すじゃないですか。でも、思わなかったら押さない。なので、たった4行のFacebookページの文章でも、結構考えるんですよ…。そういったところは、すごく気をつけていますね。あとは、とにかく色々な場所に足を運ぶ、というのは気をつけていますね。

お話を伺っていると、今の会社や社長のことがお好きですよね。

ああ(笑) 好きですね、はい。

そうですよね。それは良い関係ですね。自分の勤めている会社を好きになれるか?なんて、分からないじゃないですか。そういう意味では、すごく良い縁だったんですね。

そうですね、そうだと思います。私の人生を動かした大きい存在は、社長ですから。…だと思います。