自分自身が楽しむ | 札本 咲子

あーなるほど(笑) えーと、ここまでお話を伺って思うのが、最初に仕事を振られたときにしても、今の休日の話にしても、”責任感”みたいなものが強い方だなあ、と。

本当ですか?ありがとうございます。

”責任感”なのか”使命感”なのか、そういうものが強いのかなあと。

本当ですか。

そういう自覚はないですか?

うーん、深くはないです。けど、どちらかの言葉で選べと言われたら、もちろん両方ありますが”使命感”でしょうね。

使命感。

うん。でもそんなに「使命感だーっ!」と思ってやっている訳じゃないんで。でも、何の仕事でも同じだと思うんですけどね。

そうですね。でも、中には投げ出す人も居るわけで。そういう人と比べたら、すごく使命感の強い方なのかな、と。

いやいやいやいや…

まあでも、楽しいから続いている、というのもありますよね。

そうですね。楽しむように心掛けています。

実は、田辺社長(株式会社ネットウェイズ 社長)のセミナーを、4年前に受講したことがあるんです。

本当ですか。

そのときの(宇部経さんの)状況と、今の状況を、読者の立場で比較してみて、何が変わったのかな?というのを考えてみたんです。その変わった部分というのが、おそらく札本さんの役割というか…

私が入って変わったこと、という感じですか?

そうそう。そうかな?と思って。ひとつ感じたのが、取材範囲がすごく広がったな、と。

(手を叩いて)おおーっ。嬉しい。

すごく行動範囲が広がったなーというのと、取材されている方のパーソナリティというか、顔が見えるようになって、より親しみが感じられるようになったな、と。例えば記憶に残っている記事で言えば、サファリの取材でヘビを巻かれている写真とか。(『ヘビを手に絶叫する女性の写真』)

はいはいはい(笑)

社長はああいうことされないでしょう(笑)

社長はヘビがダメですね(笑) 私、本当は「首に巻いてこい」って言われたんですよ。でも、あのヘビ、写真で見たら「こんな小さいヘビじゃない」って言われるんですけど、そんなんじゃないんですよ。私、前提で爬虫類ダメなんですけど。(机の上を指差して)ヘビがここに居ますよね?(指を近づけて)触れてないのに「うわあああっ」って(笑) 触れてないのに震える(((( ;゚Д゚))) みたいなそんな状況で。でも、社長に言われてるから「ヘビにタッチして来なきゃ」と思ってですね…もう腕を入れるのが精一杯でした。

社長もヘビ嫌いなのに、よくそんな指示が出せますね(笑)

そうなんですよ(笑)

酷い人ですね(笑)

(笑) いやー、楽しいですよ(笑)