経験値を上げる | YAKKO

今のお店に入った経緯というのが…話すと微妙なんですよね。「入ってよ」と言われて、「いいよ」という感じで入ったというノリなので(笑)

お店の方とは、元々お知り合いだったんですか?

最初はお客さんとして行っていて。下関の大学に行っていたんですけど、こっちに帰ってくるタイミングで「働いてよ」という。

割と軽い感じで(笑)

そうですね。基本的に、頼まれたらOKしちゃうので。

じゃあ、大学を出られて最初にされたお仕事というのが…

「トニーズ ラハイナ (TONY’S LAHAINA)」という、ハワイ料理のお店に誘われて。で、3年半ぐらい働いて、ちょっと旅に出て(笑)

旅に?

兄の会社とか、「BLAST(山口市のクラブ。2013年1月に閉店。)」とかを経由して、また(TONY’Sに)戻る…という。

なるほど。お兄さんのお仕事というのは?

電気通信業です。

それは、お兄さんからお誘いがあったんですか?

そうです。事務が減るから、ということで。

それで「いいよ」と?

「わかった、いいよ。」と言って(笑) とりあえずオーナーに謝って、それなら仕方がないということで。

そのお仕事は、どのぐらいやっていっらっしゃったんですか?

1年ぐらいです。その後もBLASTに勤めながら、事務だけはやっていたんですけど。

BLASTに入られたのは、何かきっかけがあったんですか?

「やって」って言われて…

(笑)

「いいよ」って言いました(笑)

基本的に、そのパターンなんですね。

そうですね。自分が動けるなら、基本的には何でも引き受けます。それはポリシーです。

ポリシー。そのときに「これはちょっと嫌だな」という気持ちになることはないんですか?

…ないですね。よっぽど変な仕事じゃない限りは。ボランティアでも、大学のときは誘われてやっていたし。

ちなみに、どんなボランティアをやっていたんですか?

えーと、小学生とキャンプしたり、保護観察が付いた子とキャンプしたり、あとは献血のスタッフをやったり、映画のボランティアスタッフをやったり。大まかに言うと、そのぐらいですね。

それもお友達から誘われて。

そうですね。映画の撮影は、下関出身の佐々部(清)さんという監督の作品でした。

なるほど。元々、飲食業や接客への興味はあったんですか?

そうですね。大学のときにアルバイトで接客業をやって、接客は面白いなと思っていました。色々なものを吸収できるので。自分が経験していないことも、お客さんとの話で色々分かってくるし。常に自分が変わっていける、というような。

お客さんの話で。

そうですね。なので、面白いなと…ぐらいしかないですね(笑)

いいんじゃないでしょうか(笑) では、今のお店をお手伝いすることも、BLASTに入ったことも、それは自然な流れだった?

そうですね。流れに身を任せて(笑)