やりたいことをしたい | 古野 智美
初めてお会いするので…といっても、以前こちらで治療をして頂いたことがあるんです(笑)
はい、そうなんですよね(笑) 受付のものが覚えていました。
ありがとうございます。その節はお世話になりました(笑)
とはいえ、お仕事の話を伺うのは初めてなので、少しプロフィールなどを拝見しまして…97年に鹿児島大学歯学部を卒業されていますね。それ以前もずっと鹿児島にいらっしゃったんですか?
はい、生まれも育ちも、ご丁寧に大学まで鹿児島です(笑)
歯学部という学部を選ばれているので、その時点で…
そうですね、歯科医になるというのは、ある程度決まってしまいます。
もともと歯学部に進まれたきっかけはあったんですか?
特に「歯医者さんになりたい!」というのはなかったんですけど、医療関係に行きたいとは思っていました。でも、その動機はですね「白衣が格好いいなと思った」からなんです。大学で教授に言ったら鼻で笑われたんですけどね…・(笑)
歯学部以外の学部も受験されたんですか?
一応、はい。薬学部を受けていました。
白衣が着られるお仕事を。
そう、なんとなく格好良く見えたんですよ(笑) 本当、単純にそれだけだったという。
例えば身内の方にそういう方は?
居ないんですよね。医療関係はほぼ居なくて。それこそ、叔母に衛生士さんがいらっしゃったかな?という程度でした。
そうなんですか。それで、大学を出られて…こちらの医院が開設されたのが2002年ですね。
はい、ですかね。2002年か2001年か、それぐらいだったと思います。
大学を卒業されてから、それまでの5年間はどのように過ごされていたんですか?
卒業直後は、地元の一般歯科医院で働いて、そのあと福岡で同じように診療してました。矯正治療は卒業直後から始めてました。矯正医って、結構大学に残って矯正を勉強して、という先生が多いのですが、私の場合はちょっと変わっていているかもしれません。
私は、一般歯科で診療しながら、矯正の先生の病院や大学の矯正科、講習会で勉強して矯正治療を習得しました。なぜなら、矯正医としての視点からだけでなく一般歯科の視点からも、トータルにお口の中を見ながら治療が出来たら…と思ったからです。結果、今の体系でお仕事させてもらっています。