寝ている間に生まれ変わる | 会田 玲奈
そういうのは、お友達が先導して?
そうですね。私はどちらかというと、付いて行くほうでした。でも「行く行く、楽しそうじゃん!」という感じで、喜んで付いて行っていました。
玲奈さんは、ちょっと男性的な要素がありますよね。
そうですね。よく言われます。私も昔は、なんで男の子に生まれなかったんだろう?って思っていました。より気にしなくていろいろ出来るので、楽しそうじゃないですか。
あとは、主体的に行動するパターンよりは、状況にまかせてすーっと流れていくケースのほうが多いのかな?という印象があります。
そうですね、割と。その中から面白いことを見つけてやっていこう、という。「なるようになるさ」ぐらいの感じですね。
それは昔からそういう感覚ですか?
うーん、そうじゃないかなと思いますね。楽しいことは割と主体的にやるんですよ。面白くないことは、人任せなんです(笑) 例えば、キャンプをしようという話になったとき、「私が企画する!」と言って、どこに行って何をするかを決めたりとか、みんなで集まるときは、ただ集まっただけでは面白くないからゲームを持っていこうとか。そういう面白いことは積極的に考えたり、集まりの場を設けたりとか、私の発案で始まることは多かったんですけど…発案だけであとは人任せ、ということもよくありました(笑)
あー。「こういうことがやりたい」と言って。
言って、「よっしゃ」と言ってくれそうな人をそそのかしてやらせる、みたいな。自分は美味しいとこどり(笑) ということはよくあったかな。あと、何かをするときに、なかなか決まらないというのがもどかしくて、ちょっと出過ぎたかな…と思いながらも、ついつい口出しをしてしまう面もあります。
なかなか決まらないのは、もどかしい。
そうそう。人がうだうだしているのを見ると「どっちかにしなよ、どうせ考えても決まらないんだから。やってみなくちゃ分からないじゃない。」みたいな(笑) そんな感じで。いつまでも悩んでいてもしょうがないじゃん、って。
それは、ご自分のことでもそうですか?
そうですね。長門にも、そんな感じで来ました。専門学校に通っていて、2年あったのを1年で辞めたんですよ。一応、休学というかたちにはしていたんですけど。
それは高専を卒業されたあとの話ですか?
そうですね。そのときの先生がぼんじさん(現在の上司)で、「うちに来るか?」と言われて、まあ若干悩んだりはしましたけど、どうせ行く先も無いし、じゃあ行ってみようかな…と思って、来たのが始まりですね。